ヌクヌク横濱物語

第71話 ヌクヌクの宝物

「サンちゃん晩ごはんヌク。」
しーん「あれ?」
「いつもなら...」どーん!「ごはん!ごはん!」
“おえっおえっ”「大変ヌク!」「うわっ!」「サンちゃ〜ん!」
「すぐに病院に連れてきてよかったです。」
「念の為今夜は入院して安静にしましょう。」「宜しくお願いします」
「お茶を入れたヌク。」「ありがとうヌク。」
しーん
「うちってこんなに静かだったヌク?」
「サンちゃんがいないだけで...」
「1日中走り回ったりいたずらしたり...」“いやっほー!”“ガシガシ”
「当たり前すぎて気にとめたことなかったけど」“ガツガツ”
「本当の宝物はこういう当たり前の時間なんだって気づいたヌク。」「うんうん」
「サンちゃんが元気なら、それだけで幸せヌク!」
翌朝 ペットクリニック
「ワンワン!」「サンちゃん!」
「元気になってよかったヌク!」「今夜はごちそうヌク!」「先生ありがとうヌク」
「ではお会計を」“ガーン”
「カ、カード3回払いで...」「わかりました」
「サンちゃんが元気ならもうそれで幸せヌク。」「でも今晩ごちそうは撤回ヌク。」おわり
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