ヌクヌク横濱物語

第67話 ヌクヌクのお日さま

とある巡り合わせでラブラドールの子犬の里親になったヌクヌク兄弟。
「あの子の名前どうするヌク?」「うーん...」
「あの子のイメージにあう名前は...」“ドカ ドカ”“ガチャン”
「怪獣」「破壊魔」“ビリ ビリ”
「ダメだヌク!いい名前が浮かばないヌク。」“ドスン!”「さんぽ!さんぽ!」「わかったヌク!」
「ハア ハア」「いやっほ!」
“パク!”「あ!」
「お花は食べちゃダメヌク!」「え〜んえ〜ん」
「もうおうちに帰るわよ。」「やだ〜」
「どうぞ♪」「え!?」
「なんて優しいワンちゃん!」「きゃっきゃっ♪」
「ワンちゃんバイバイ!」「いい子ヌク♪よし、よし!」
「あのう...」
「ワンちゃんさわってもいいですか?」「もちろんどうぞヌク!」
「あったかい...」
「実は昨年ラブラドールを亡くして...それでつい声を」「そうだったヌク...」
「この温もり...まるで...お日さまみたい。心まで温かくなる。」
「あ!」「お日さま!太陽!」
「あなたのお名前は?」
「サン!お日さまのサンちゃんヌク!」
「まあ、ステキ!また会えたらいいな、サンちゃんに。」「いつでも声をかけてヌク!」
「おかげでいい名前が決まったヌク!」
「サンちゃんこれから宜しくヌク。」
「サンちゃん!」“パク!”「あ!また何か食べた!」おわり
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