ヌクヌク横濱物語

第57話 ヌクヌクな神社

店長「人手不足で...頼む〜」「元旦からバイトのシフト入れられるなんていきなりついていない...ブツブツ」
「あ!」ツルッ
「イタ〜」「誰よ!空き缶捨てたのは!」
「えい!」
「カ〜ン」
「え?こんな所に神社?しかも不思議な狛犬...」
温温神社の由来その昔、この神社を参拝した者の心が温々するという噂が広まり「温温神社?心が温々する?」
「ついでだから初詣していくか」「あけましておめでとうヌク」
「心がヌクヌクになりましたかヌク?」「え、狛犬?」
「よかったらおみくじもひいてヌク。」「いや特に...」
「おみくじ凶しか出たことないのよね。」ガサガサ
「え!大吉!」
「いつも周囲への心遣いを忘れないあなた。」「皆に代わって、年末年始も働くあなたは素敵です。」
「え?このおみくじって...」「今年はきっといい年になるヌク。」
「あ!おみくじのお代!」「大丈夫ヌク。」
「どこかでした小さなイイ事がお代になるヌク。」
「小さなイイ事...」
「不思議な神社だったなぁ。」
「あっさっきの空き缶。」
ゴミ箱、ポイ
「あのお姉さん落ちていた空き缶をちゃんとゴミ箱に捨てていたよ。」「イイ事だね。パパも見習わないと。」
「そっか。イイ事って心がヌクヌクするんだ。」
「さあ、明日もバイト頑張ろうっと!」
「がんばれヌク。」
HAPPY NEW YEAR「今年も宜しくヌク!」おわり
ヌクヌク横濱物語 ホームへ