ヌクヌク横濱物語

第56話 ヌクヌクと流れ星

ヌクヌク商店「クリスマス前日にいらっしゃるとは」
「何があったヌク?サンタさん。」
「実は今年のクリスマス、どうしたらいいのかずっと悩んでおって...」
「この1年間色んなことを頑張ってきた世界中の子供たちに、せめてクリスマスだけは心から楽しんでもらいたくて考えついたのが...」
「クリスマスイブに流れ星をプレゼントするヌク!?」
「そうじゃ!世界中の子供たちにクリスマスの奇跡を楽しんでもらうんじゃ。」
「そこで君たちに流れ星を集めてきてほしんじゃ。」「たった1日で...」
「子供たちの笑顔のために頼む!ヌクヌクくん!」「サンタさんわかったヌク!」
「ホントか!ありが...」パッ、ビュー「もう行きましたよ!」
クリスマスイブの夜「なんとか集めてきたヌク。」どさっ「おー!」げっそり
「つかれたヌク」「あとはよろしくヌク〜」「ヌクヌクくんありがとう!」
「今年はサンタさん来るかな...」「あ!」
「メリークリスマス!」「サンタさんだ!」「すごーい!流れ星だ!!」
「お星さまお願い...」
「メリークリスマス!」「わーい!」
「どうか...」「どうか...」「どうか...」「どうか...」
翌日「クリスマスイブの夜、世界中でたくさんの流れ星が目撃されました。」
「さらに驚いた事は、本日の新規感染者数が世界中でゼロでした。クリスマスの奇跡です!」「なんと!」
「子供たちの願いが本当の奇跡を起こしてくれたんじゃなぁ」「嬉しいなあ」「ぐすん」
「今頃.....ヌクヌクくんたちも泣いているだろう。」疲労こんぱい中「グー」「流れ星待ってヌク...」「ムニャムニャ...」おわり
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