ヌクヌク横濱物語

第10話 ヌクヌクの声かけお手伝い

「今日はとても寒いですね。」「こんな日は歩いている人も少なく街も静かですね。」
「!」
「あ、あれは!」「盲導犬のエルくんだ!」
青信号
「?」
「なんで青信号なのに渡らないんだろう?」
「あの~、青ですよ。」
「どうもありがとう!」ヌクヌクくんサンキューだよ。どういたしまして。
「エルくん、さあ渡ろう。ストレート・ゴー!」「は~い」
赤信号
「ヌクヌクくん、ありがとう。おかげで安心して渡ることができたよ。」「でも、エルくんは盲導犬だから信号もわかるんでしょ?」
「ちがうよ。ぼくたち盲導犬は、信号の判断ができないんだよ。」
「え~そうなの!?」「じゃあ、どうやって交差点を渡るの?」
お父さんが耳で判断するんだよ。車が止まる音や周りの人が歩きだす音を聞いて、ぼくに指示を出すんだよ。「ストレート・ゴー!」
「だからヌクヌクくんみたいに、青ですよって声をかけてくれると、お父さんも安心して渡れるんだ。」そっか~。声をかけて良かったんだね。
その通り!みんなのちょっとした声かけが大きな安心と安全につながるんだよ。お手伝いしましょうか?前の席が空いていますよ。
「声かけをすることで大きな安心と安全に」
「エルくん、色々と教えてくれて、ありがとう。ぼくたちもこれからどんどん声かけをしていくね。」
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